チームGP京都とシルバーレベル獲得
2018年3月27日 TCG全般 コメント (2)ツボウチです。
今回のチームGPはプロポイント19点でシルバープロまであと1点という勝負掛けのGPでした。
全幅の信頼を置いている神野と遊生さんに頼み込み,最強チームを結成!
さて,結果は,
10勝4敗 プロポイント1点獲得!シルバープロレベル達成!
目標達成!本当にチームメイトに大感謝!
で終われれば良かった?のですが,
個人的には反省点が多いGP。プロとして戦っていくにあたり足りないものが見えてきたのです。まずは,個人成績を開示します。
モダン 使用デッキ アドグレイス(相性と勝因敗因も書いておきます)
(当たり順ずれてるかも)
初日5-3
R1 死せる生 × 有利 マナトラブル
R2 トロン × 有利 マナトラブルと戦利品トラブル
R3 白黒エルドラージ 〇 不利 マナためてトップから解決
R4 ジャンド × 五分 メイン〇もサイド白力線こず
R5 ドレッジ 〇 微有利 相性通り
R6 白緑オーラ 〇 有利 相性通り
R7 バーン 〇 微有利 大歓楽されるもドロソ温存コンボそろう
R8 親和 〇 五分 速度勝負制す
2日目1-4-1
R9 親和 × 五分 思考囲いのみダメな盤面で打たれ負け
R10 トロン 〇 有利 相性通り
R11 ジャンド △ 五分 1-0から戦利品トラブルで1-1で終了。
R12 人間 × 不利 不利を覆す意志力不足。
R13 青白コン × 有利 石のような静寂を恐れすぎるあまり1Tの占術のマナファクト下の判断が結果的に7Tまで黒マナトラブルに繋がり負け。
R14 人間 × 不利 不利を覆す意志力不足。
トータル 6-7-1…
GP終了直後,シルバーレベル達成の嬉しさよりも遥かにチームに迷惑をかけてしまったの後ろめたい感情が先立ちました。
結果をみてチームメイトの足を引っ張ってごめんなさいというのは簡単ですが,GP終了から1日経って今の自分に足りないもっと大事なことが見えてきまたのです。
(1)試合前の心理
今振り返れば,プロツアーをはじめ急速に好成績を残していたこと,GP直近の地域大会で13連勝で好調を自覚していたことから,「勝って当たり前」「負けられない」という心理になっていたように思います。私は,競技マジックを始めて約3年ですが,今日までこんな心理でGPに臨んだことは一度もありませんでした。
プロツアーでもGPでも常に格上の相手に挑戦するつもりでやっていたから,楽しかったし,勝ったら嬉しい,負けたらもっとがんばろうという気持ちでやっていました。それが,今回のGPでは「勝ったら嬉しい」という部分が完全に消えて,「負けてはいけない」というマイナスの部分ばかりに意識がいくようになってしまいました。
この意識が前日トライアルで恐らくは競技を始めたばかりの方に2敗を喫したところで爆発し,制御しきれませんでした。
GP初日1戦目はフィーチャーマッチで自分の表情がカメラや動画に残っていますが,自分で見返しても,初戦なのに勝手に自分で追い詰められた表情をしています。私のチームメイトが私の負けを咎める人達ではないことを分かっていながらです。
(2)マジックを楽しむ
プロレベルの競技で勝つために自分にストイックになることは絶対に必要なことです。しかし,それが行き過ぎるとマジックを楽しめなくなります。
「マジックを真に楽しめなくなったと自覚したとき」,それは競技マジックを引退すべきときだと思います。でも,それはまだまだ先の話です。
他の競技プロの皆様の記事にも似たことが書いてあるものがあります。私はそれを読んで分かっていた気になっていましたが,実際に同じ領域に足を踏み入れるまで本当には分かっていませんでした。
チームメイトには本当に申し訳ないのですが,私にとって,多分,GP優勝するよりも大事なものを得たGPになったと思います。
(3)感謝と抱負
チームメイトの神野と遊生さんには,こんな状態の私を引っ張ってもらい,シルバーレベルを得させてもらったことに感謝しかありません。
せめてこのGPで得た苦い教訓を無駄にせず,今後に活かすことで,二人への恩返しとしたいと思います。ありがとう。
記憶の壺内
今回のチームGPはプロポイント19点でシルバープロまであと1点という勝負掛けのGPでした。
全幅の信頼を置いている神野と遊生さんに頼み込み,最強チームを結成!
さて,結果は,
10勝4敗 プロポイント1点獲得!シルバープロレベル達成!
目標達成!本当にチームメイトに大感謝!
で終われれば良かった?のですが,
個人的には反省点が多いGP。プロとして戦っていくにあたり足りないものが見えてきたのです。まずは,個人成績を開示します。
モダン 使用デッキ アドグレイス(相性と勝因敗因も書いておきます)
(当たり順ずれてるかも)
初日5-3
R1 死せる生 × 有利 マナトラブル
R2 トロン × 有利 マナトラブルと戦利品トラブル
R3 白黒エルドラージ 〇 不利 マナためてトップから解決
R4 ジャンド × 五分 メイン〇もサイド白力線こず
R5 ドレッジ 〇 微有利 相性通り
R6 白緑オーラ 〇 有利 相性通り
R7 バーン 〇 微有利 大歓楽されるもドロソ温存コンボそろう
R8 親和 〇 五分 速度勝負制す
2日目1-4-1
R9 親和 × 五分 思考囲いのみダメな盤面で打たれ負け
R10 トロン 〇 有利 相性通り
R11 ジャンド △ 五分 1-0から戦利品トラブルで1-1で終了。
R12 人間 × 不利 不利を覆す意志力不足。
R13 青白コン × 有利 石のような静寂を恐れすぎるあまり1Tの占術のマナファクト下の判断が結果的に7Tまで黒マナトラブルに繋がり負け。
R14 人間 × 不利 不利を覆す意志力不足。
トータル 6-7-1…
GP終了直後,シルバーレベル達成の嬉しさよりも遥かにチームに迷惑をかけてしまったの後ろめたい感情が先立ちました。
結果をみてチームメイトの足を引っ張ってごめんなさいというのは簡単ですが,GP終了から1日経って今の自分に足りないもっと大事なことが見えてきまたのです。
(1)試合前の心理
今振り返れば,プロツアーをはじめ急速に好成績を残していたこと,GP直近の地域大会で13連勝で好調を自覚していたことから,「勝って当たり前」「負けられない」という心理になっていたように思います。私は,競技マジックを始めて約3年ですが,今日までこんな心理でGPに臨んだことは一度もありませんでした。
プロツアーでもGPでも常に格上の相手に挑戦するつもりでやっていたから,楽しかったし,勝ったら嬉しい,負けたらもっとがんばろうという気持ちでやっていました。それが,今回のGPでは「勝ったら嬉しい」という部分が完全に消えて,「負けてはいけない」というマイナスの部分ばかりに意識がいくようになってしまいました。
この意識が前日トライアルで恐らくは競技を始めたばかりの方に2敗を喫したところで爆発し,制御しきれませんでした。
GP初日1戦目はフィーチャーマッチで自分の表情がカメラや動画に残っていますが,自分で見返しても,初戦なのに勝手に自分で追い詰められた表情をしています。私のチームメイトが私の負けを咎める人達ではないことを分かっていながらです。
(2)マジックを楽しむ
プロレベルの競技で勝つために自分にストイックになることは絶対に必要なことです。しかし,それが行き過ぎるとマジックを楽しめなくなります。
「マジックを真に楽しめなくなったと自覚したとき」,それは競技マジックを引退すべきときだと思います。でも,それはまだまだ先の話です。
他の競技プロの皆様の記事にも似たことが書いてあるものがあります。私はそれを読んで分かっていた気になっていましたが,実際に同じ領域に足を踏み入れるまで本当には分かっていませんでした。
チームメイトには本当に申し訳ないのですが,私にとって,多分,GP優勝するよりも大事なものを得たGPになったと思います。
(3)感謝と抱負
チームメイトの神野と遊生さんには,こんな状態の私を引っ張ってもらい,シルバーレベルを得させてもらったことに感謝しかありません。
せめてこのGPで得た苦い教訓を無駄にせず,今後に活かすことで,二人への恩返しとしたいと思います。ありがとう。
記憶の壺内
コメント
シルバーおめでとうございます!