ADの練習

2017年5月11日 TCG全般

致命的な一押しでタルモに引導渡されに行った結果、
4-1と奮闘してしまったの巻。

R1 マーべリック ×○×
包囲サイ入ってて強かった、タルモは衰微、剣鍬で散る。
R2 グリデル ○○
ヤンパイセラピーネメシス型だったので。タルモは死ななかった。
R3 土地単 ○○
メインはモックスダイヤに衰微打ったら一生色マナ出ずにタルモで殴って勝ち。
R4 奇跡 ○○
ボブリリアナチャンドラつえー、タルモはいらない。
R5 ANT ×○○
ハンデスとREB絡めながらタルモで押し込んで勝ち

まだ頑張れるのか…?
えぬきるのコミケ本をご購入いただいた方々、ありがとうございました。私は行けずに販売はチームメイトに丸投げする次第でしたが。

競技勢を名乗っておきながら2016年はあまり目立った成果を残せなかったので2017年の個人的な目標をつらつらと。

①GP2日目進出(最低2回くらい)
②RPTQ進出
③千種レガシーorデュアラン杯orCBL優勝
④知り合いの輪を広げる

上記目標にチームで高め合って頑張りたいと思いまする。
以下、回し方編。

基本的な考え方として、奇跡側がANTをがっちりロックする為にカウンターマシマシ・お肉少なめプランを取ってきている前提。

相手が盤面をコントロールする前にこちらがラスアナを着地させ、処理(クロックの捻出)に迫られた奇跡側を豊富な除去手段でコントロールしていきます。
あとは奥義を決めて殴りきれば勝ちです。

合間に総出や触手を挟むことで相手はライフや盤面に制限が加わり更に状況を悪化させることが出来ます。
奇跡側がメンターをフィニッシュに据えていたら、ほぼ負けません。
デッキに1or2しかない天使を探す旅に出始められることを最も警戒しましょう。
(即撲殺されます)

またハンデスは必ず採用されている爆薬を優先的に落としておきます。
ただし、1tのハンデスは絶対相殺で。相殺を先に置かれるとこちらの除去手段がかなり限られてしまうので厳しいマッチになります。
(天使がうっかり紛れ込んでても落としましょう)

ラスアナは闇の請願からサーチして、魔巧から唱えることもできます。
むかつきもすごく強いドロースペルとして有用です。
また、炎の中の過去もサージカル中心の現環境だと割と美味しいです。

よくある場面として闇の請願を打っても相手はほぼカウンターをしてきません。
サーチ後のカードであるラスアナを唱えた時、初めてフラスターが当たらないことにきづくということもよくあります。
(手札にラスアナ持ってたら、ハンデスサーチも有です。)
またラスアナがすでに着地している場合は硫黄の精霊をサーチして盤面を整えるのもオススメです。

ラスアナを更に強くするサイドカードとして、孤独の都がありますが、こちらは他のデッキへの汎用性の無さに諦めました。
ですが、この2つが揃うと奇跡のみへの戦績は跳ね上がるので枠に余裕がある方は採用もいいかもしれません。
今は天使対策に失われた遺産をとるかどうかを悩んでいます。

こんながっつりサイドボーディングでデッキ自体が歪むんじゃないかと言われれば、そりゃそうなんですが、このプランだとストーム自体4or5で打てば十分強いんですよね。奇跡側が駒に依存してハンドも少ないなんてこともよくあります。

一方、こちらはラスアナを守るだけなので、手札をかなり貯められます。
おかげでストーム数が少ない…という問題も生じにくいです。

最後にサイドで抜くカードですが、
教示者4、LED4、陰謀団の儀式1、陰謀団式療法1、ギタクシア派の調査1、定業1
です。
定業より思案派についてはそのタイミングで確実に必要なカードを見つけてくるには見れる枚数が多い方がいいからです。好み。
療法は単純に当てにくいなどの理由が多いですが、もう少し練り様はあるかもしれません。

一応このプランに変えてから、奇跡に対して「負ける」ことはかなり減りました。(多分1割ぐらい)
そしてサイド1本目で負けたことはほぼありません。
問題は3ゲーム目にもつれ込むと引き分けることが多々発生することです。
一本目ちゃんととってりゃ勝てる可能性がグンと上がるのでプレイングの練度とスピードでカバー…できたらいいな!

私には非常にあったプランでしたし、試したら面白いプランだと思います。
(でも心の中ではずっとお願いだから流行らないで!と思ってた笑)
最初に世に出して説明するのは自分が良かったのでドヤ顔記事でした。

手段がばれたので、また新しいプラン探すかも。
次はヨグウィルメイガスかな。

おしまい。

ぽぽ


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このプランの調整を手伝ってくれたえぬきる面(ツボちゃん・nao・noysくん)、モアイちゃんに感謝。
奇跡にどうやってANT側が勝つかについて、割と個性的な動きを編み出したのでGPも終わったし、解説します。
長いのでとりあえずサイド一覧まで。

私は下手くそなので手札増やしても素触手ルートをうまく活用できず、なにかカウンターされにくく、奇跡側を圧倒させるプランがないかなと悩んでおりました。

そこで、見つけたのが…
プロツアーで猛威を奮う「最後の望み、リリアナ」 !(スタンダード)

☆黒ダブルシンボル3マナはANTでは苦にならない。
☆+1能力はカウンターとハンデスついでに出てきて殴り殺しにきやがる瞬唱・ヴェンディを抹殺できる。
☆奥義は紋章で無限ゾンビ。終末は減らされてるし、そもそも追いつかない。

また神ジェイスよりも1t早く奥義に到達できるのも魅力。
(PWの出し合いになっても、奥義まで手札を貯め続ければ、ジェイス奥義が決まってもゾンビ群がライフを削りきってくれます。)

ただANTではデッキ構成上、ラスアナを守りきれない問題。
ので、最終的な私の対奇跡サイドカードは以下の通りです。(12枚)

・最後の望み、リリアナ2
言わずもがなの主役。
割られてもカウンターされてももう1枚あるから、いいよね。

・突然の衰微3
奇跡専用に近いので4は取りません。
ですが、握れば100%強い。
このカードは相殺&相手側の優秀なクロックを処理する能力が非常に高いです。
エンド前ヴェンディで抜かれる可能性が非常に高いのでさくっとヴェンディに当てときましょう。

・残響する真実
「天使を流す」役として採用。
(ただし対奇跡だけであれば爆薬の方が強いです。2で置いて相殺瞬唱対策にもなりますし。)

・狼狽の嵐
天使専用カウンター。
相手が1or2残しで打ってきたら儀式でストーム増やして払えなくしましょう。
また自分のストーム呪文へのお守り役にも。

・紅蓮破
青呪文・生物どっちにも。
前半はラスアナ着地までの背中押し役。
後半はクロック処理に。奇跡以外のデッキにも入りやすい。

・ザンティッドの大群
相手の呪文封じ&カウンター釣り出し要因。
生きてるとすごく強いが、あまり生き残った場面は…見たことない。
たまに天使のブロッカーにもなる。

・硫黄の精霊
モアイ氏に教えてもらった最強カード。
これでメンターのトークンは一生出て来ず、更にラスアナの処刑圏内にメンター自身を送り込める。
デスタクにも使えて、盤面更地にしておくと殴っても強い。
ラスアナプランを強力にサポートしてくれる心強さ。

・虐殺&紅蓮地獄
メンター出ちゃった。硫黄の精霊もない。
ラスアナの力じゃ1体しかずつしか捌ききれない!どうしよう!→みんな死ぬしかないじゃない。

・見栄え損ない
器用&器用。相殺独楽決まるとド腐れカード。使い方が難しい。

続く!
こんにちは。記憶の壺内です。

今回のグランプリは、えぬきる全員が本気で取り組んでいるレガシーフォーマットであることの他に、以下の点で自分にとって少し特別なグランプリでした。

①社会人として絞り出せる時間をほぼオールインして調整に臨んだ
②初めて競技勢と本格的に意見交換して調整をした

①については、仕事の都合で土日になかなかイベント参加できなかったので、少しでも練習効率を上げる為にMOを導入して合間の時間でデータを取りました。感想としては、常時、競技レベルで対人対戦できる環境(晴れる屋トーナメントセンターが近いとか)がない者にとっては、MOは、冷静かつ冷酷に自分とデッキの実力を知る希少なツールで競技ガチ勢であれば今後も避けては通れないのかなというものです(若干の否定的な表現は僕は対人で対戦する方が好きなのでできれば対人で調整したいとの感情との葛藤です苦笑)。

②については、今回、エルドラージ・オムニテル・感染の3つのデッキを候補として、それぞれのデッキを使い込んでいる人と意見交換をしながら、3つのデッキそれぞれをそれなりの時間をかけて調整・練習しました。
飽くなき探究心エルドラージのサイボーグ兄さん、名古屋のオムニ熟練者のチームメイトのITZ、理論派感染使いのPEIさんと、各デッキに対するサイドインアウト表を作り上げたり、同型対決での有利な戦略を詰めていきました。
どのデッキレシピも捨てがたかったのですが、僕は、最終的に、GP2週間前に感染を選択しました。ちなみに、最後の決め手は自身のMOでの勝率比較です。

二日目進出デッキ等のデータをみる限り、感染というデッキ選択はとても正解とは言い難かったですが、何とか勝ちを拾って12勝3敗で走りきりました。

メイン・サイド含め、あのデッキになぜこれをインしてこれをアウトするのかを1枚1枚説明できるところまで研究を詰められたことが、自信を持ってプレイできる基礎になり良い結果につながったのだと思います。逆に、今後、GPで勝ち切ろうと欲するなら、今回と同じくらい詰めなければ可能性を掴むことも難しいのだろうなぁとも実感しました。

特筆しておきたいのが、チームの誰かが使っているデッキタイプとの対戦では、チーム内でかなり白熱して議論したことが対戦に大いに活かせたということです。
かなりの確度で相手の動きを予測しながら、勝ちパターン、負けパターンを意識してプレイし、練習前なら確実に負けていたであろう試合で勝ちを拾ったマッチも相当数ありました。
間違いなく12勝3敗という結果は、チームの協力無くしてありえませんでした。
チームメイト、それから調整に付き合ってもらった関東勢のみんなには本当に感謝しかありません。

祭りの後、少し寂しい。あぁ、みんなで調整楽しかったなぁ。

記憶の壺内


対戦結果 トータル 12ー3 54位
1日目 7−2
R1 bye
R2 bye
R3 赤黒リアニ ○
R4 エルドラージ ○
R5 奇跡 ×
R6 グリクシスデルバ ×
R7 赤黒リアニ ○
R8 グリクシスデルバ ○
R9 マナレスドレッジ ○

2日目 5−1
R10 グリクシスデルバー ○
R11 BUGカスケード  ×
R12 デスタク ○
R13 ANT ○
R14 BUGカスケード ○
R15 ミラクル ○
 
えー、この記事は今まで自分は競技勢じゃないと言い張って負けてもいい理由を作ってきたとあるカジュアル系女性プレイヤーが真面目にGPに向かって取り組んできた感想です。マジックに関する内容は薄いのであしからず。

最初に実際のGP千葉の結果ですが、バイ込4-5の悲しみ。
(レガシー初めて3ヶ月の去年の京都がバイ無4-5なので悲しみ倍率ドン)
去年のGPのアタリ:
◯BUGデル・オムニ・POXリア二・ヘルムピース
×魚2、URデル・エルフ・ベルチャー(記憶曖昧)
今年のGPのアタリ:
◯4Cデル・POXリア二+2bye
×4Cデル・魚・ドラスト・感染・バーン

去年と比べたら100%強くなったけど、100%ANTにとっては辛い環境になりましたね。悔しいなー、ほんと悔しい。
ここまで悔しい、またレガシー頑張ろって思えることが成長。のでこれからもレガシーでは頑張ってくぞ!

では語り。
そもそも自分はBMOチームレガシーやたまーに日センなど、ちょこちょこ競技イベントに出つつも、本気じゃない&ツレのオムニ(オムニーク)と遊ぶだけなゆるふわ勢でした。
スタンにいたっては、いまだに0-5するのも当たり前、プレリのシールドすらまともに1勝も勝てない人間です。
ので、競技勢なえぬきる民についていけないなーと悩むこともありました。

きっかけは6月のツレが主催したえぬきる&関東レガシー大好きおじ勢の合同合宿。
まー楽しかったのなんの。アホかってぐらいMTGして、酒飲んで、控えめに言って最高でした。

でもえぬきるは負けちゃったんだよね。
みんな心のどこかで、(晴れる屋レガシー大好き廃人達とでは地力が違いすぎる)って何度目かのえぬきる杯を経て思ってた。
私も、なんちゃってANTでやってきたけど、自分のせいでえぬきる側に一つ白星をつけちゃうのは嫌だな、とも。
ので、このエリアを超えた狂ったパーティをGP千葉でまたやりたい&今度はえぬきるよええwって思われたくなくて、頑張ろうと決めたのでした!

当然競技勢のチームはみんな2bye持ってる。ワタシモッテナイ。
晴れる屋さんの画期的システム、自動スリーブインでこのままでは本戦孤独スタート確定。
というわけで目下の目標はGPTでbyeをゲットすること。
愛知はなぜかGPTをやって下さる店舗が少なめなので、その分熾烈な争いに。
出た回数は全部で10回、結局ゲットできたのは6回目。

ゲットするまでの間は一緒に戦ってくれるチームのメンバーに支えられる半分、休日も駆り出してしまってる責任と頑張ってる愛知レガシー勢の中で実力の伴わない自分が当たり前に散ってく申し訳なさで結構病んでました。
そんな時、気持ちを切り替えれたのは出会ってきたレガシー民達、特に同じANT使いとの出会いと交流だなと思います。

勇気を出して1人で遠征した島田GPTではモアイちゃん率いるANT三銃士との出会いが、twitterではANTエリートのAKKAさんとの出会いが、LINEではtkizm氏が有名ANTプレイヤーのグループに招待してくれて、今まで周りにANT使いがいなくて完全独学だった自分の世界とプレイングが広がったのでした。

負けたら下ぶれだよ!って言ってくれて、しょうもないANTあるあるな悩みも聞いてくれて、休みの日もフリプに付き合ってくれたモアイちゃんは頭上がらない位感謝しております。本当にありがとう。初めて会った時は面白いドルオタだなーぐらいにしか思ってなかったのにいい人すぎでしょ。

ANTプレイングを言語と直接で教えてくださったいっせーさんとAKKAさんにもすごく感謝してます。自分の自力では瞬間的な状況判断しかできず、各デッキ毎のゲームプランやマリガン基準、基本的な優先すべき動きなどをいっぱい勉強させてもらいました。

色んなGPTで出会っていっぱい戦って昨日の敵は今日の友を実感させてくれた愛知レガシーの皆様、特に特に四レガ勢。会場でも心強い味方で、調整会もめちゃくちゃ楽しくできて、また一緒にレガシーやりたいって思わせてくれる人たちばかりでした。
私の思いつきの調整会に参加してくれてありがとう。。素敵な思い出。

関東レガシーおじ達はスカイプでの調整や、沼津遠征(SOTAさん・ハヤテツ・ホルモンくん・モアイちゃん)も楽しくて、遠い筈なのに気持ちは近くで切磋琢磨しあえたのがよかった。神決やBMOは直接応援したかったよ。各人レベルがすごく高いプレイヤーばかりで、恵まれた調整環境でした。そして当日の狂ったパーティは期待通りの楽しさで笑いすぎて涙がいっぱい出た。どんなコミュニティに出会ってもここのメンバーが最高ですわ。

そして毎度のGPTに一緒に参加したり、色んなデッキについていつも一緒に考えてくれたえぬきるチームがすごく大好きで、みんなとGP当日を迎えられたことがすごく幸せで、そんなチームが総合成績で見ればすごく良い結果に落ち着き、自分もその結果に貢献できてた事実があったので、このGPTを走り抜けた期間が有意義で、カジュアルプレイヤーから一歩を踏み出してよかったと心から思えた期間だったのでした。

そんなくっさいくっさい感想書き連ねておしまい。
私のレガシーGPシーズンの旅は終わってしまった!
でも、お世話になった人・出会った人が多すぎたのでこの場を借りてお礼まで。

ぽぽ
さっさと書いて、最新記事が名古屋調整会のものになるようにしよう。
(ホントに書かれるかは知らない)

11月19日(土)
第8期レガシー神挑戦者決定戦@晴れる屋トーナメントセンター
フォーマット:レガシー
参加人数:300人
使用デッキ:エルドラージ

R1 ×◯× BUG続唱
R2 ×◯× 感染
R3 ◯◯- ティムール罰火コントロール
R4 ××- ドラゴン・ストンピィ(たきさん)
R5 ×◯◯ URデルバー
R6 ×◯◯ エルフ
R7 ×◯× パズルオムニ
R8 ××- BUG続唱
R9 ××- ベルチャー

3-6!負け!負け散らかしぃ!

まぁ、R2・R4・R9としっかり勉強できた。
R2は集中してない、R4は見たことあるカード覚えてない、R9はデッキ知らないっていうたぐいの戒めだけど。

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というわけで、10月1日にデビュー戦をやってから7週間、
グランプリ前の公認大会参加は(多分)終了。
対戦成績は、全78戦51勝(IDおよび意図的なトスを除く)
勝率65.38%

…2-1すらできてないじゃん!
まぁ、例のなんとかいうデッキを使ってた頃に比べるとだいぶマシになったよ
実力的にこんなもんじゃんって感じ

さー来週がんばって楽しもー
先日の大会での、隣の卓でのこと。

《炎の中の過去/Past in Flames》を唱えたプレイヤーPが、その後に2ライフを支払い《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》を唱えた。
すると対戦相手が
「それ払えるの?」
と聞いてきた。

会話を詳しくは聞いていないが、「代替コストは二重には支払えない」という極めて有名なルール関係の疑問を呈してきたようだ。
要するに、
「ファイレクシア・マナで唱えるのって代替コストじゃないの?
 炎の中の過去はフラッシュバック・コストという代替コストを与えることで墓地から唱えられるのだから、
 青マナ1点以外の支払はできないのでは?」
ということだ。
Pは「うーん…」と数秒悩んだか悩まないか、すぐさまジャッジを呼んだ。

私は「こんな時にプレイヤーとしてどうすれば良いか」などということを論ずるつもりはない。
何故なら結論は表題に書いてある。
ルールに自信があろうがなかろうが、説得する自信があろうがなかろうが、
ジャッジを呼べば良いのだ。話はそれで終わりである。
上記シチュエーションにおける、Pの判断は素晴らしいものである。

しかし、しかし。

「それどういうこと!?」
「合ってるの!?」
「こうなんじゃないの!?」


と指摘されると、動揺し心が揺れるのもまた人間である。
(指摘した側は実際にはこんな言い方をしていない、しかしされた側は本当にこう聞こえるのだ)
ジャッジが来るまでの間、判決を待つ被告人のような気分になる。
しかもジャッジの裁定は得てして主文後回しである。
つまり
「あなたには警告を与えます。何故なら~」
ではなく
「こうこうこうで、こうなんです。これがこうなるため、あなたには警告が与えられます」
と来る。
判決理由を先に言われても、頭に入ってこない。なんならパニックが加速するだけである。

この心理的動揺はストームやマナのカウント間違い、あらかじめ発生させておく色マナの間違い、《陰謀団式療法/Cabal Therapy》で指定するカード名の間違い、などを呼び起こしかねない。
これはいかん。
そういうわけで、プレイヤーとしてやるべきこと=ジャッジを呼ぶ、
…の前後で実行することでひょっとしたら気休めや気晴らしになるかもしれない行動
を考えてみた。

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1.あらん限りの知識をぶつける

「あれ、できるって聞いたし今までも普通にできてたんで疑問に思ってなかったです。
 ファイレクシアマナって、支払い方法の変更であって代替コストじゃないと思ってました。」


自分のやってたことが間違いだったんじゃないか、
という不安があるから胸が潰れそうになるのだ。
だったら、間違ってるなら間違ってるで、こういう覚え方を私はしてたという主張をするのだ。
相手だって、相手なりに考えがあってそれを主張した結果なのだ。
主張と主張がぶつかって、それをジャッジが裁定する。あるべき姿だ。
胸のつかえを取るための深呼吸のようなものだ。
言うだけ言ってジャッジを呼ぼう。

2.媚びへつらう

「あーそっかぁ、勝手に唱えられると思ってたけど、言われてみるとおかしいですね!
 《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》のFBで《意志の力/Force of Will》をピッチで撃てないですもんね!
 あー、ありがとうございます!」


自分を相手より明白に下に置くことで、「だから自分は間違えても仕方ないんだ」という空気を作り出す。
もちろんその空気に自分自身も騙されなければならない。
この自分騙しができない人やプライドのある人にはオススメできるやり方ではないが、
対戦相手の自尊心をちょっとだけ満足させることでその後のコミュニケーションが円滑になるかもしれないという副次効果も無いでは無い。
言うだけ言ってジャッジを呼ぼう。

3.マウントを取る

「代替コストって言いましたけど、あなた代替コストの定義言えるんですか?」

2.の逆で、自分を相手より明白に上に置くことで心の平穏を得んとするもの。
副次効果も2.の逆で、その後だいぶギスギスした空気が漂いかねない。
例文のようなほぼ絶対に答えられっこない表現を選んで聞き返すのがコツだが、
自身がちゃんと覚えていないとかえって説得力を失う諸刃の剣である。
言うだけ言ってジャッジを呼ぼう。

4.そもそも心は揺れない

「あー、はいはい。ジャッジ呼んで訊きましょう。ジャッジ!」

M:tGプレイヤーとしてあるべき姿である。
ジャッジを呼ぼう。

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とある麻雀漫画に
「戦術と関係ないミスはするな。それは『すみません』という言葉を呼び起こし、動揺と負い目を産む。
 負い目は負けの目だ。必要ないところに必要以上に気を配ってしまい、肝心の戦術でミスをするようになる」

と言った趣旨の言葉があった。
対戦相手に指摘されるのも、自分でルール上のミスに気付くのも、どちらも嫌なものだ。
もちろんそういったことを起こさないのがベストなのだが、
起こってしまった時にどうするか、もまた、考えておいて損はないことではなかろうか。
結論は何度でも言うが、表題の通りである。
ただ、ちょっと事が起きた時に、本記事の本文の内容も思い出してもらえたなら、
そしてそれが精神の安定に役立ったなら、僕ぁ嬉しいなぁ。

(こんなことばっかり考えてるからM:tGが上手くならないHormone)

GPTシーズン総括

2016年11月14日 TCG全般
対戦記録が長くなるので先に感想を言うと、
いや実に楽しい一ヶ月半だった。

友人たちと色んな店を巡ったり議論したりするのは言うに及ばず、
対戦した人たちとの「GP出るんですか」「そうなんですね、頑張りましょう!」
なんて会話も、どんどん対戦経験が蓄積されてく体験も、
大してトーナメント勢でなかった自分には非常に新鮮で楽しかった。
先週ぐらいから、GPTシーズン終わってほしくねぇなぁなんて思い始めてた。

あと二週間かぁ。
がんばろー
そして楽しもー

11月5日(土)
晴れる屋17時の部@晴れる屋トーナメントセンター
フォーマット:レガシー
参加人数:27人
使用デッキ:エルドラージ

R1 ◯◯- 感染(ショール型)
R2 ×◯◯ BUG続唱
R3 ×◯× ANT

直前にKASHIWAGIさんとBUG続唱相手のスパーを散々にやってサイドボーディング決まったので、
それを実践できたのが非常に良かった
R3のANTのG3はしょうがないね
ラチェボ3枚目入れるのを日和った俺が悪い

11月6日(日)
グランプリ千葉トライアル@ホビーステーション千葉駅前店
フォーマット:レガシー
参加人数:29人
使用デッキ:エルドラージ

R1 --- トス(IGRSくん)
R2 ◯◯- ジャンク?
R3 ◯◯- BUGコントロール
R4 ××- アグロローム

負けすぎて嫌んなっちゃいますわ…感あったけど、改めて見るとそうでもないな
相手の事故に確実に付け込めるってのはやっぱりすごいね、地力が
BUG相手のサイドをやっぱり試せて良かった
アグロロームは何度でも言うが無理

11月12日(土)
グランプリ千葉トライアル@ミント神田店
フォーマット:レガシー
参加人数:23人
使用デッキ:エルドラージ

R1 ××- 白スタックス
R2 ××- スニークショー

R1からとんでもねぇ当たり方しやがった。
お天道様が西から昇っても勝てないデッキ代表。
相手さんの墳墓からチャリスが出てきてニンマリしてたら、翌ターンに亡霊の牢獄だと。
勝てますかいな。

11時開始だったがhayatatsuも俺とともに爆速で0-2したので、
前代未聞、80分でドロップして13時開始の秋葉原夢屋へ直行。
アレがこの日一番の英断だった。

11月12日(土)
グランプリ千葉トライアル@秋葉原夢屋
フォーマット:レガシー
参加人数:32人
使用デッキ:エルドラージ

R1 ◯×◯ URカウンターバーン
R2 ××- パズルオムニ
R3 ◯◯- エルドラージ
R4 ××- ドレッジ
R5 ×◯× カウンタースリヴァー

凡☆人
R5のスリヴァーは…なんだったんだろうな…交通事故?
いや俺が対戦経験少なかったせい…なのか?
R4のドレッジは間違いなく戒めだった。

hayatatsuが当然のようにSE行ってたので、SE1本目トスるのを待って
そのまま静岡県は沼津へ。

11月13日(日)
グランプリ千葉トライアル@カードショップセラ
フォーマット:レガシー
参加人数:24人
使用デッキ:エルドラージ

R1 ◯×× ANT
R2 ×◯◯ URスタイフルノート
R3 ◯×× グリデル
R4 ×◯◯ UBリアニ
R5 ◯◯- BUGデルバー

我らがSOTAさんを救わんと、沼津にかき集められた精鋭達5人。
なお本物の精鋭は二人だけだった模様(残りはトスるでもなくSE残るでもなく)
無事SOTAさんが2bye取れていや素晴らしかった。
SEは0本目であんなに笑わせてもらえるとは思わなかった。

R2のURスタイフルノートの3ゲーム目、トリマリして
果てしなきもの×3、現実を砕くもの
のハンドをキープして勝ったのが色々とピークだった感ある。



ああ

GPTシーズン

終わっちゃった

んだ

なぁ…

(Hormone)


同一デッキで50戦突破ー わーパチパチ
一ヶ月で頑張った方だと思う
俺にしてわ

10月29日(土)
グランプリ千葉トライアル@千代田区ふれあい会館
フォーマット:レガシー
参加人数:31人
使用デッキ:エルドラージ

R1 ◯×◯ BUGカス
R2 ◯×× 青単エルドラージ
R3 ××- エルフ
R4 ××- BUGカス
R5 ◯◯- グリデル

我ながら集中して無さが半端ではなかった
友達3人にトスして押し上げようにもこれではにんともかんともどうしようもない
2人は勝手にSE行ってたが、きっちり没ってた 南無 いやごめんけど



10月30日(日)
グランプリ千葉トライアル@千葉ホビーステーション
フォーマット:レガシー
参加人数:32人
使用デッキ:エルドラージ

R1 ◯◯- オムニ
R2 ×◯◯ エスパーブレード
R3 ××- オムニ
R3 ×◯◯ グリデル
R5 ◯×× 4Cブレード(ダークバントって言うらしい)

hayatatsuを押し上げようにも、R3で目がほぼ消えたんだからどうしようもない
R5は色んな意味で悩みどころだったね!
3-0-1が4人、3-1が6人いてその3-1ライン最低の二人だったんだけど
その上位二組がガチってるかどうかちゃんとペアリング見て観察するべきやったね。
そうしてれば◯×になったあとのG3開始前にID提案して多分抜けられてた
とはいえ、その3G目も学びがたくさんあったのでどっちがよかったっていうのも考えにくい


11月3日(木)
グランプリ千葉トライアル@ミント横浜店
フォーマット:レガシー
参加人数:30人
使用デッキ:エルドラージ

R1 ◯◯- カナスレ
R2 ××- メンターオムニ
R3 ◯×◯ グリデル
R4 ◯×◯ オムニ
R5 --- ID
SE1 ××- BUGカス

環境にBUGカス多すぎオムニ多すぎ

SEまで残っておきながらhayatatsuの手伝いができなかったのは大変申し訳なかったが、
R4で事故り散らかしたオムニを切ったおかげでSEからオムニを一人叩き落としたのは
何気にファインプレイだったと未だに信じてる。
あと横浜のラーメン屋・浜虎は美味しい。10年ぶりだったが未だに美味しくて良かった。
あとその前に行った魚寅って居酒屋も本当に安くて本当に美味しかった。
横浜駅のキーワードは「トラ」か。


51戦39勝とのこと。
GP本番までに60戦突破した上で勝率75%↑をキープしたい。
きっと自信になる。
いやー楽しくなってくるね

10月20日(木)
晴れる屋平日20時の部レガシー@晴れる屋トーナメントセンター
フォーマット:レガシー
参加人数:14人
使用デッキ:エルドラージ

R1 ◯◯- 奇跡
R2 ◯×◯ 5Cポストプレインズウォーカーコントロール
R3 ×◯◯ ANT

R2
相手「クラウドポストタップイン」
俺「(やばい…まさかMUDポストの呪いが帰ってくるのか…)」
相手「緑白フェッチからサバンナ、ニッサの誓いで野生語りのガラクをハンドに」
俺「(何が起きた??)難題の予見者」
相手「はい」

解放された者、カーン
野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance
死の宿敵、ソリン/Sorin, Grim Nemesis
ヴェズーヴァ
微光地

俺「な、何が起きたんだ…ああ、それでえーと出る奴と出ない奴は…」

 ニ ッ サ の 誓 い

俺「全部出るやん!!」

素晴らしいデッキだった


10月22日(土)
8人構築レガシー@Big Magic Open(横浜産貿ホール)
フォーマット:レガシー
参加人数:8人
使用デッキ:エルドラージ

R1 ◯◯- ゾンバートメント
R2 ×◯◯ ゴブリンストンピィ
R3 --- (トス、ちなみにBUGカス)

ゴブリンストンピィ殺意高すぎぃ!
焦熱の合流点ほんと強いねアレ
明日のために勝った記憶で終わらせたいので、相手の方にNo Playを提案
さー行くぞー

10月23日(日)
Big Magic Sunday Legacy@横浜産貿ホール
フォーマット:レガシー
参加人数:19人
使用デッキ:エルドラージ

R1 ××- エルドラージ
R2 ◯×× グリデル(keipon)
R3 ◯◯- Tin Fins
R4 ◯×◯ ダークマーベリック
R5 ×◯× 土地単
R6 ◯◯- エルドラージ
R7 ×◯◯ アグロローム
R8 ◯×◯ 奇跡
R9 ◯×◯ バーン

9回戦やりきった!そんなに疲れてない!そしてGPなら初日抜け達成!

結局負けはエルドラージ・グリデル・土地単
全てのマッチに学びがあった
斎藤佑樹に言わせると、手応えがあった
特にR1のエルドラージの人は晴れる屋エルドラージ四天王とか何かそういうイメージの人で、彼にとっておそらく1文の得もないのに、俺のサイドボーディング相談にずっと付き合ってくれて非常に学びだった
俺がhayatatsuの知り合いだと分かる前と後とで俺を見る目がちょっぴり変わった気がしたのは気のせいかもしれない

2戦目のBMO3位のグリデルとは、ハイハイ噛み合い噛み合いってのもないではなかったが
グリデル相手の十手の扱いという
「え、そんなん適当に付けて殴ってたら勝ちですやん!」
とかいう合ってるっちゃ合ってるけどな結論の存在する部分にもまだ検討の余地があると分かって学びだった

5ラウンド目の土地単に至っては、「相手がワンマリだろうがなんだろうが、こちらがちょっとでもぬるいキープしたら小田原の果てまでイカレる」ということが大変に身にしみて分かって学びだった

逆に勝ったラウンドはよく覚えてない!
Tin Fins戦で選択の余地があった部分をグループに投げたら俺の回答が全然違う雑魚だったという事案があったけども

さー今週も学ぶぞー
楽しかったっちゃ楽しかったけど気も楽になりました

10月13日(木)
晴れる屋平日20時の部レガシー@晴れる屋トーナメントセンター
フォーマット:レガシー
参加人数:19人
使用デッキ:エルドラージ

R1 ×◯◯ デスタク
R2 ×◯× デスタク(先週の木曜に当たった人)
R3 ◯×◯ ジャンク

というわけで連勝は17でストップ。
R2が前に当たった人の時点で「あ、世界線一周した…負けるかも」って思ってたんだよ。
三本目は新サリアにボコボコのボコにされて死亡
終わった後に話をしたら「先週エルドラにボコボコにされたんで入れてみた」とのこと。
こうやって世界は螺旋を紡いでいく。
男子三日会わざれば刮目して見よ、と人の言う

10月14日(金)
晴れる屋平日20時の部レガシー@晴れる屋トーナメントセンター
フォーマット:レガシー
参加人数:22人
使用デッキ:エルドラージ

R1 ×◯× オムニテル
R2 ×◯◯ エンチャントレス
R3 ◯◯- デスタク(昨日のR1の人)

負け始めるとクセもつく、と人の言う。
生まれて初めてエンチャントレスに当たってめっちゃ興奮と緊張した。
オールイズダスト2回引いたら2回勝った。



PPTQ霊気紛争@BM名古屋(モダン)

ここにきて剥ぎ取り入りジャンドを試す。

R1 アブザン ○○-
R2 ジャンド ○×○
R3 エルカス ×○△(クロック引かない)
R4 バーン ×○○
R5 エルカス ×○×
R6 トロン ×○○

4-1-1で6位抜け

SE1 エルカス ××
ドロー土地だらけ+相手のドブンで無事死亡して仕事前に仮眠とる時間できました。

剥ぎ取りそこそこ強い。今日のレシピは73枚くらい満足したけど引きは平均的だったかな。

今年はモダンPPTQ抜けれなかった残念。
来年のGPまでモダンは封印だね、次期のスタンとGPのレガシーに向けて練習しよ。

noys
敗北を知りたい。

10月7日(金)
晴れる屋平日20時の部レガシー@晴れる屋トーナメントセンター
フォーマット:レガシー
参加人数:25人
使用デッキ:エルドラージ

R1 ◯◯- ジャンド(hayatatsu)
R2 ◯◯- リアニ
R3 ×◯◯ BUGデルバーt赤

敗北を知りたい。

10月8日(土)
グランプリ京都トライアル@なんか工場だらけの場所
フォーマット:レガシー
参加人数:35人
使用デッキ:エルドラージ

R1 ×◯◯ オムニテル
R2 ×◯◯ ANT
R3 ◯◯- 白青エルドラージ
R4 ◯◯- バーン
R5 --- ID
R6 --- ID
SE1 ×◯◯ ANT(R2の人)
SE2 ×◯◯ 奇跡(メインメンター型)
SE3 ×◯◯ BUG続唱

敗北を知りたい。

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